易、運命鑑定Bさんの相談例
Bさんは従業員20人ほどの会社を経営していました。
社長といっても持ち家ではなく、家も会社も借家で銀行融資も限界ぎりぎりまで使っていました。
でも方位を侵さず、マンションも概ね家相の悪くないところに住み、経営も赤字を出さず、さほど税金も取られず、まずまずの暮らしをしていました。
その年の6月の終わりころから、若い人とテニスをして年甲斐もなく運動したため、足をくじいた、仕事の入金がずれたり、一元客が減ったり、何が原因とはなしに資金繰りが苦しくなってきました。
追加融資も断られ、ノンバンクも保証人を要求され、町金融をダイレクトメールや、スポーツ新聞の広告を頼りに訪ね歩くと、法外な利息を言われ、わずかな金額が足りなくて、業者に待ってもらうようになり、どんどん資金繰りが悪くなってきました。
相談を受け最近行った方位等全て検証しました。
マンションに入った時の方角、家相、以前に受けた相談も再検討しましたが、どうもこれと行った、原因が見つかりません。
どこかに支店を出さなかったか、従業員の寮等にマンションを会社の代表取締役名義で借りなかったか確認しました、でも原因が分かりません。
そこで6月から経営が悪化した原因がどこにあるか易をたててみました。
下記のような卦を得ました。艮爲山、上爻(ごいざん、じょうこう)です
この卦は二つの艮から成っています。 艮の象から判断します。
二つ有る物という意味があります。 とどまる、とどまれという暗示があります。
今がそうなる時勢という捉え方もあります。
上爻なのでやがて良くなる、待っていれば良くなるとも取れます。しかし待っているのがよいとも取れます、特に上爻は待っていれば良くなる意を指しています。
でもこの場合原因を追究しているのですから、あえて二つ有る物の頭、上の部分とも考えてみました。
二つ家がないかを確認しました、誰か女性の為に別に家を借りてないか、有りませんでした。
お嬢さんのマンションが別に有りました。上部に神社で買ったお札のような物を貼ってないか、部屋の間取りも確認しましたいずれも該当しません。
もう一度御自宅の中に二つ有る物はないか、確認して行きますと、寝室がシングルのベット二つでした。
このベットの部屋の中の位置図を確認しました。
ご主人の頭の位置がこの部屋の中だけで計って、調度南の方角45度にすっぱり入っていました。
ずっとこの状態で寝ていたのか確認しますと、4月にベットを新しいのと換えたとき、頭の位置が変わった事が分かりました。
この人は4月の月の方位盤で南が本命殺に成ります。結果が現れだしたのが、6月だったのです。このときのこの月にこの人は、巽(東南)が吉方になりますので、奥さんのベットを動かさず、頭の位置がずれるだけ上に動かしてもらいました。
やがて嘘のように資金繰りは楽になりました。
更にこの年の8月に北が吉方位になりますので枕の向きを北に変えるようお勧めしたことは言うまでもありません。
枕の方位は運命に影響します。枕の方位は寝室だけで測り、各方位45度です。
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